仏陀苦行像、断食する仏陀像
ペシャワール博物館は、パキスタンのカイバル・パクトゥンクワ州の州都ペシャワールにある博物館です。ペシャワール博物館は、古代ガンダーラ地方の仏教美術品を収蔵していることで知られています。
現在のコレクションは、ガンダーラ、グレコ・ブッディスト、クシャーナ朝、パルティア、インド・スキタイ王国時代の約14,000点を収蔵しています。
ペシャワール博物館には、仏教時代のガンダーラ美術のコレクションが最大かつ豊富にあり、世界最大の仏像コレクションのひとつとされています。また、ゴータマ・ブッダに関する最大のコレクションを所蔵しています。石仏やテラコッタの置物など、仏像の数々。メインホールのガンダーラ美術の展示では、ブッダの生涯の物語、奇跡、象徴の崇拝、遺物の棺、個々の仏陀の立像などが展示されています。また、当時の民俗学的な品々も展示されています。
そしてこの博物館の重要な展示物のひとつが「仏陀苦行像、断食する仏陀像」です。ラホールのものに比べると失われた部分が多いのですが、浮き上がる血管や助骨は大変リアリスティックです。
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