先日、当アカウントでも取り上げた中国のSNS上で、日本人学校をモチーフにした日本文化を揶揄する宣伝、早くもその影響が現実社会に及んでいる。いま話題となっているす蘇州の日本人学校周辺で起きた日本人を狙った傷害事件、中国のネット上の反日宣伝と強く関連していると考えられる。
日増しに深刻化する中国の景気不況、独裁体制による縁故資本主義の極端化、いくら頑張っても報われない失望や、社会的不公正に対する無力さが中国の庶民階級で漂っている。これを背景に、「反日宣伝」は民族感情を掻き立て、国民の鬱憤ばらしに打ってつけのはけ口として利用されている。日本の経営陣もこういう経営環境を鑑みて、常にチャイナリスクを真剣に検討しながら、中国市場での進退を決めるべきだ。
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